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私たちの取り組み サステナビリティ

サステナビリティを最優先の指針として

国際企業、革新的な接着ソリューションのメーカー、ビジネスパートナー、そして雇用主であるテサにとって、サステナブルな未来の創造は最も重要な課題です。テサは持てる限りの専門知識を駆使し、科学に基づくアプローチとイノベーションによってこれに取り組みます。

テサにおけるサステナビリティの意義について語る最高経営責任者(CEO)ノーマン・ゴールドバーク(博士)と最高技術責任者(CTO)イングリット・ゼーバルト(博士)

サステナブルな未来に向けたテサの取り組み

テサでは、サステナビリティを最優先課題とし、この極めて重要な事業変革に取り組んでいます。当社は、よりサステナブルな接着ソリューションと製品の開発を目指します。意欲的な目標と5つの戦略的行動分野を掲げ、この目標の達成に向けて取り組んでいます。

行動分野と目標

Windmills for electric power production, Zaragoza Province, Aragon, Spain.

2030年までの主なサステナビリティ目標

  • 基準年である2018年と比較してクライメイト・ニュートラルな生産を実現します(スコープ1および2)(2023年の状況:-38%)
  • サプライチェーンの間接的なCO₂排出量を、基準年である2018年と比較して20%削減します(スコープ3)(2023年の状況:-15%)
Two people stand in a lush green field, both wearing plaid shirts. One points forward while the other looks in the same direction. A blue sky and trees are visible in the background, with rolls of tesa tape resting by their feet, ready to be used for any fixing tasks ahead. (This text has been generated by AI)

2030年までの主なサステナビリティ目標

  • サプライチェーン全体を透明化します。
  • 支出の80%を、当社が定めるサステナビリティ基準に適合したサプライヤーから調達します(2023年の状況:70%)。
Male scientist and farm worker inspecting seedlings for disease in greenhouse

2030年までの主なサステナビリティ目標

  • 製品と梱包材の素材の70%を再生材料やバイオマス材料にします(2023年の状況:24%)。
  • 製品における化石由来のバージンプラスチックの使用を2030年までに半減させます。梱包材については、これを2025年までに達成します(2023年の状況:-16%)。
Two people in a factory setting are wearing hard hats and safety glasses. The older person holds a clipboard and pen, discussing with the younger person who is holding a digital tablet. tesa tape products can be seen around the machinery, which is visible in the blurred background. (This text has been generated by AI)

2030年までの主なサステナビリティ目標

  • 持続可能な方法で処分できる製品を増やします。
  • 有機溶剤不使用の工程や溶剤の完全回収に投資します。
A group of four people in a modern office setting look at a screen displaying a cars internal components. A man in a plaid shirt points at the screen. Various technical documents, equipment, and tesa tape are on the table. (This text has been generated by AI)

2030年までの主なサステナビリティ目標

  • 革新的な接着ソリューションを提供することで、お客様のプロセスやアプリケーションの持続可能性に貢献します。
  • これらの前向きな貢献を測定可能なものにします。

サステナブルな未来に向けたテサの取り組み事例

テサでは、サステナビリティを最優先課題とし、この重要な事業変革に取り組んでいます。企業のサステナビリティを向上させる上で課題は数多くあり、私たちは専門知識と情熱を傾けてそのすべてに取り組みたいと考えています。事業運営のあり方、製品の生産方法、サプライヤーと原材料の選び方、考え方や行動のすべてにおいて、サステナビリティの向上を実現する必要があります。当社の取り組み事例をご覧ください。

ヘッダ 責任ある調達を推進します

木材と紙の持続可能な調達

樹木のCO₂吸収能力は、樹種、樹齢、樹木の密度、成長速度、気候、土壌の質、水の供給など、いくつかの要因によって決まります。たとえば、樹齢80年程度で、葉、枝、幹、根系の乾燥重量が600kgの成熟したブナの木は、総量1トンのCO₂を吸収することができます。これは1年間に12.5kgのCO₂を吸収できるということです。したがって、年間1トンのCO₂を相殺するには、80本の木を植える必要があります。これは、樹木の数を綿密に管理する持続可能な森林管理の重要性を浮き彫りにしています。

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新世代の粘着テープの開発を目指して

最高の製品品質、バリューチェーンにおけるCO₂排出量の削減、製品ラインにおけるサステナビリティの向上など、テサは意欲的な目標を設定し、一貫してその実現に取り組んでいます。工場や生産工程から製品、サプライチェーン、原材料に至るまで、すべてが検証の対象となっています。進行中の変革プロセスは、当社の定番製品にとどまりません。tesa® 4965やtesafilm® Eco & Crystalなど、テサの粘着テープ技術の先駆的製品は、当社が再生材料やバイオマス材料の利用を拡大する中、インテリジェントで革新的な変更を通じてどのようなことが可能になるかを実証しています。実証済みの新世代の粘着テープは、信頼性と品質の点で一切妥協しないと同時に、お客様や利害関係者にとってサステナビリティの重要性が高まっていることも考慮に入れています。

業務用粘着テープのエンドキャップを再使用しています(テサテープ株式会社)

材料を未来に活かす – ポリスチレン製エンドキャップの再利用

「出荷してしまえば、後はどうでもよい」という姿勢は、もはや許されません。少なくともテサは、製品が安全にお客様の元に到着した後、当社の高品質な梱包材がどうなるのかという問題に無関心ではいられません。2023年、テサ本社の梱包材部門は、蘇州工場の現地チームと協力してパイロットプロジェクトを立ち上げました。上海の倉庫からお客様に出荷される何十万本もの工業用テープロールを、循環的に再利用できる可能性があります。 

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資源を節約し、循環型経済を推進

テサのコアコンピタンスの一つは、常に最先端の粘着テープソリューションを開発し、付加価値を高め、お客様の生産工程のさらなる効率化に貢献することです。必要に応じて剥がせるオンデマンド剥離製品により、テサは粘着技術の新時代を切り開いています。このインテリジェントで革新的なテープは、永久的で安定した粘着を実現しながら、糊残りなく剥がすことができます。これにより、サステナビリティの向上した工業デザインという面でも、まったく新しい可能性が開かれます。

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人材への情熱 - テサにおける国際性と多様性

世界93か国から集まった約5,200名の従業員がテサで働いています。グローバル企業として、テサは最も重要なリソースである従業員の国際性と多様性を誇りとしています。これが協力の基盤であり、誰もが仕事で全力を尽くす機会を手にしているため、当社では信頼、尊敬、寛容の文化が育まれています。これこそがテサの革新的な強みとお客様との強固な関係の土台です。

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