
フレキソ印刷市場の主な傾向のひとつは、ロットサイズの縮小(印刷ジョブの短縮)が挙げられます。それにより、2日あたりのジョブの交換回数が増加しています。その結果、印刷の前後および作業中の工程の効率化を促すためには、正しい印版固定用テープの選択がますます決定的な意味を持つようになっています。 生産効率の向上、廃棄物の削減、ダウンタイムの短縮、工程の簡素化といった各要素の改善は、工程全体のコスト削減につながります。セットアップのわずかな変更が印刷品質に影響を与えるように、プロセスのわずかな変更が生産性と収益性にプラスの影響を与えます。
印刷版の貼りこみをより簡単に
効率を一発で変える効果的な解決策はありません。 ただし、材料構成、製品仕様、刷版貼り込みにおいて大きな改善が見込めます。当社では、貼りこみしやすく「低タック(粘着剤のべたつき、初期粘着力)且つ高粘着力タイプ」により容易に版の位置合わせが出来、オペレーターの印刷準備時間の短縮化が期待できます。また、優れた粘着力(引き剥がし粘着力)と溶剤への耐性は、印刷工程での版をしっかりと固定し続け、結果として生産性の向上(版浮き発生を軽減、安定したプレス速度)、ダウンタイムの改善、無駄を減らすことが出来ます。