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資源を節約し循環型社会の推進へ

サステナビリティ

しっかり接着しつつ必要なときだけ剥がすには?非常に困難な課題ですが、私たちテサはこの分野のパイオニアです。革新的な技術で粘着テープの未来を切り開きます。

必要なときだけ剥がせる接着技術でお客様のサステナビリティ活動に貢献します

テサのコアコンピタンスの一つは、常に最先端の粘着テープソリューションを開発し、付加価値を高め、お客様の生産工程のさらなる効率化に貢献することです。しっかり接着し必要なときだけ剥がせる製品を通じ、テサは接着技術の新時代を切り開いています。半永久的に安定した粘着力を発揮しつつ、必要なときに糊残りなく剥がすことができます。これにより、近年増加するサステナビリティに配慮した製品設計の分野において新しい可能性が生まれると考えています。

自動車業界の例:バッテリーは電気自動車における最大のコスト要因です。バッテリーの技術は急速に発展していますが、生産工程では廃棄率が高い傾向があります。廃棄は多大なコストが発生し、資源の無駄にもなります。さらに新しいEU規制により、2023年半ばからバッテリーのリサイクル性に関する持続可能性目標が設定されています。テサのボンド&ディタッチは、これらすべての課題を同時に解決します。革新的なストレッチリリースの仕組みは、生産時のミスも安全にやり直しできる余地があるため、廃棄物を最小限に抑えることができます。さらにこの技術は、しっかりと接着した個々のコンポーネントを分解してリサイクルできるようになるため、電気自動車のバッテリーなどの複雑なアセンブリにおいてもリサイクル性の向上に大きく貢献します。

画期的な技術:次世代の接着へ

テサのボンド&ディタッチは、糊残りなく剥がせる信頼性の高い製品であり技術です。「剥がせる粘着テープを売り込むということは、困難に思えるかもしれません」と、自動車部門のグローバルプロダクトマネージャーであるジャン・オレ・ポールスは言います。「しかし、剥がれるのではなく剥がせるテープです。必要なときだけ剥がせるという利点は明らかであり、ますます需要が高まっています」。妥協のない高い基準でコンポーネントを接着すると同時に、必要なものだけを貼り直しできるようにするという基本的なコンセプトは、様々なメーカー様にとって一石二鳥なはずです。なぜなら、生産時の資源の節約と、製品やコンポーネントを修理できる余地を残すことは重要な利点になるからです。テサのボンド&ディタッチのようなソリューションにより、業界はコスト削減とサステナビリティの両方の側面で大幅な前進を遂げることができます。

テサのボンド&ディタッチによる利点

  • 貼り合わせ工程が簡単で液だれやはみ出しがない
  • 多用途で様々なものに対して柔軟に対応できる
  • 染みこみがなく高価な材料もダメージを与えず接着できる
  • 使いやすく簡単に剥がすことができる

サステナビリティ向上への貢献

  • 貴重な原材料や使用済み済み材料を解体しやすくする
  • 修理できる状態にすることで廃棄量を減らし循環型経済に貢献できる
  • 剥がすために化学薬品を使ったり加熱する工程をなくすことができる
  • エラー品や消費者の手に渡ったあとの廃棄物も削減できる
  • リチウムイオン電池などの繊細な部品も傷つけず簡単に剥がせるため労働安全衛生リスクを軽減できる


テサのサステナビリティ戦略について
 

私たちの取り組み:お客様のサステナビリティ実現を目指します

高水準のサステナビリティを達成することは、当社と同様に、多くのお客様にとっても重要な目標です。当社はお客様とともにこの道を進み、革新的な接着ソリューションによってお客様をサポートしています。それ自体の持続可能性が高いだけでなく、お客様の環境への貢献を助ける製品もあります。たとえばテサのボンド&ディタッチを使えば、スマートフォンの部品を糊残りなく簡単に剥がせ、リサイクルが可能になります。目標は、将来的にこうした貢献をより目に見えるものにすることです。