テクノロジー
公益財団法人日本野鳥の会様ウェブページから引用
“カンムリウミスズメは、世界でも日本の近海にのみ生息している、絶滅の恐れが高い海鳥です。一生のほとんどを洋上で暮らすため観察が難しく、その生態はわかってないことも多くあります。また、一般にはまだまだ名前すら知られていません。 日本野鳥の会では、以前より東京都伊豆諸島の三宅島などでこの鳥の保護活動に取り組んできました。創立75周年を迎えた2009年にはこの鳥を海洋環境保全のシンボルとして選び、その保護活動を拡大しています。“
公益財団法人日本野鳥の会様の関連ウェブサイトは、こちらから
https://www.wbsj.org/nature/kisyou/sw/ (opens in a new window or tab)
わたしたちテサテープ株式会社では、弊社のCSR活動の重要なテーマの一つである環境保全の観点から日本野鳥の会の絶滅危惧種の保全推進プロジェクトをサポートさせていただいております。今回弊社は、公益財団法人日本野鳥の会 保全プロジェクト推進室 室長 田尻浩伸様、チーフ 手嶋洋子様を通じて、大野原島のカンムリウミスズメの個体数調査に機材固定用のテープを提供させていただきました。
tesa® 4651（アクリルコート布基材・片面粘着テープ）は野鳥の活動や生活への影響を最小限にしつつ、長期間にわたって小型GPSデータロガーを固定するためにお使いいただけます。データロガーで収集したデータを解析することにより、まだまだその生態がよくわかっていないカンムリウミスズメの活動範囲や、魚を捕食するためにどれくらい深く潜るかなどの解析が期待されています。弊社では、今回のカンムリウミスズメへの機材固定用の粘着テープだけでなく、幅広く保全活動全般でお役に立つ粘着テープ類をこれからもご提案していきたいと考えています。
tesa® 4651（アクリルコート布基材・片面粘着テープ）は、1989年に初めて学術論文誌 Wilson and Wilson で機材の取りつけに使用されて以来、アデリーペンギンの生態調査(1997年Wildlife Society Bulletin25(1):101-106)を初め、世界中の野鳥の生態調査に使用されています。
日本でも2009年のNPO法人バードリサーチ（東京都府中市）様によるカワウへのGPSデータロガー取り付けの実証実験でその性能が証明されて以降、数々の野鳥の生態調査の発信機あるいはデータロガーなどの機材固定に安心して使用頂ける唯一無二のテープとなっています。（テサテープ株式会社 マーケティング部 柏原・奥村）
→ tesa® 4651（アクリルコート布基材・片面粘着テープ）の製品ページを見る
粘着テープの基材（芯材）にアクリルコート布を使用しており、防水性に優れています。ペンギンなど、海鳥の調査でもデータロガーの固定用途に使用されています。また、一般的には補修やバミリ（舞台などの立ち位置を指示するマーキング）などにも使用されています。
本製品は1巻から各種オンラインショップにてご購入いただけます。25mm幅と50mm幅、それぞれ黒と白のお取扱いがございます（2021年2月現在）。ご用途に応じてお選びください。
下記オンラインショップ内の検索バーに「テサ 4615」と入力してお探しください。
法人のお客様でご購入やお取扱いをご希望の場合は、弊社の担当営業へご相談いただくか下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。