tesa® 8698

光硬化型テープ 200μm厚/透明


製品の特徴
  • 総厚(ライナー含まず):200μm
  • 色:透明
  • ライナー:ダブル
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製品の説明

tesa® 8698 L-tapeは、光硬化樹脂の両面粘着テープです。波長365nmの紫外線A波(UV-A)や波長460nm(青色)の照射により活性化します。化学反応(架橋反応)が起きてポリマー同士が繋がるため、強力に接合することができます。コシのあるPET基材を使用しているため、ダイカットなどの二次加工に適します。硬化後は耐熱性や耐衝撃性に優れます。


製品の詳細と仕様

製品の特徴

  • 総厚(ライナー含まず):200μm
  • 色:透明
  • ライナー:ダブル
  • 光硬化樹脂の架橋反応により、強力に接合します。
  • 常温でタック(べたつき)があり、光照射前に貼り合わせができます。
  • 様々な素材の被着体に対し、非常に高い接着性能を示します。
  • ヒートプレス加工が難しい素材の接合に好適です。
  • 照射直後に貼り合わせることで、透過率の低い素材にも対応できます。
  • 照射前から一般的な粘着テープ程度の接着性能を示すため、位置決めがしやすく作業性に優れます。
  • コシのあるPET基材を使用しているため、ダイカット加工に適します。

主な用途(例)

  • 各種デバイス部品の永久固定、アセンブリ
  • 熱圧着加工に適さない素材の接合
貼り合わせ方法・条件について 本製品の主成分は、UV光(波長365nm)や青色光(波長460nm)の照射によって架橋する光硬化樹脂です。照射前の状態において粘着性(タック)があり、通常の粘着テープと同様に貼り合わせができます。以下に示す数値は、製品選定時の目安としてご考慮ください。

UVを透過しない被着体の場合 [1] 本製品のライナーを1枚剥がし、被着体Aと貼り合わせます(仮圧着)。 [2] 反対側のライナーを剥がし、光を照射します。 [3] 被着体Bと貼り合わせます。 [4] 3 bar以上で圧着します。 ※光を照射すると架橋反応が進みます。5分間のオープンタイム内に被着体Bとの貼り合わせを完了させてください。

被着体の一方または双方が、UV光(波長365nm)や青色光(波長460nm)を透過する場合 [1] 本製品のライナーを1枚剥がし、被着体Aと貼り合わせます(仮圧着)。 [2] 反対側のライナーを剥がし、被着体Bと貼り合わせます。 [3] 光透過する被着体の上から照射します。 [4] 3 bar以上で圧着します。

貼り合わせ条件(例)
  • 光源・波長:UV光(波長 365nm)、青色(波長460nm)
  • 積算光量:20~50 J/cm2@360nm、30~60 J/cm2@360nm
  • UV照射時間:30秒以上
  • 圧力:3 bar以上
  • 圧着時間:30秒以上
※上記の圧着時間は、一般的な研究施設の条件で評価したものです(被着体:PC試験片、積算光量:52 J/cm @460nm、照射時間:45秒、圧着条件: 5 bar・30秒間)。

留意点
  • 照射前の貼り合わせ(仮圧着)の際は、通常の粘着テープと同様に1 bar以下の圧力をかけて被着体への濡れを促進させてください。
  • 最大限の接着性能を得るため、被着体の表面に汚れや水分が残っていないことを確認してください。
tesa®(テサ®)製品は自社の規定に基づき定期的に品質の検査をおこなっています。本書に記載されている情報はすべて様々な分野での知見や実経験に基づいて提示している代表値であり、保証値ではございません。便宜上、製品の適格性や用途に関する記述がございますが、いかなる場合も特定の用途に関する保証や明示、黙示等は致しかねます。お客様の環境によって問題が生じる場合がございますため、お客様のご判断のもとご使用いただくようお願い申し上げます。ご質問等がございましたら、弊社(テサテープ株式会社)へお問い合わせください。
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