tesa® flameXtinct 難燃性両面粘着テープ

難燃性両面粘着テープ tesa® flameXtinct

難燃性の特性をもつハロゲンフリーの両面粘着テープ(テサ・フレイムエクスティンクト)が新登場。火災が発生したとき延焼を防ぐ「減災」の役割が期待されています。

2022/08/01

延焼を防ぐ「難燃性」

日頃から火の取り扱いに気を付けていても、地震などの災害で火災が発生してしまうことがあります。そのため、火災が発生した場合を想定して被害を最小限に抑えるための様々な基準が設けられています。

例えばエレベーター。ビル火災が起きたとき、熱された空気や煙がシャフト内を通り急速に上層階へ広がってしまうことを煙突効果といいます。火災による被害を最小限に抑えるため、エレベーター内部に燃えにくい性質(難燃性)の素材や部品を使用する対策が必要です。

この他の様々な施設や設備でも、難燃性の特性をもつ素材が使用されています。このニーズに基づき完成した製品が、tesa® flameXtinct(テサ・フレイムエクスティンクト)シリーズです。

難燃性とは、素材がもつ燃えにくい特性のことです
難燃性とは、素材がもつ燃えにくい特性のことです

燃焼試験の様子(非難燃性の製品との比較動画)

[試験条件]航空機内装向けの燃焼試験:FAR 25.853 Part 25, § 25.853 (a) Appendix F, Part I, para. (a)(1)(ii)

有毒な煙が発生しにくいハロゲンフリー品

火災による主な死因は、煙を吸引したことによる一酸化中毒死とされています。有毒ガスが発生する原因となるハロゲン化合物が含まれる素材は、これから厳しく制限される可能性があります。

tesa® flameXtinctシリーズは、人体に有害な煙が発生しにくいハロゲンフリー品です。難燃剤として使われることのあるハロゲン化合物は配合していません。

難燃性の特性をもつ両面粘着テープ tesa® flameXtinctシリーズ
難燃性の特性をもつ両面粘着テープ tesa® flameXtinctシリーズ

主な特徴

難燃性に優れます
優れた難燃性
装置および器具部品用プラスチック材の難燃性能を示す「UL94」規格と同一の試験条件で燃焼試験を実施し、難燃性を評価しています。
ハロゲンフリーです
ハロゲンフリー
燃えたとき有害ガスが発生する原因となるハロゲン化合物を原材料に使用していません。
優れた粘着特性を発揮します
優れた粘着特性
様々な素材の被着体に対し、優れた接着性能を発揮するアクリル系粘着剤を塗工しています。部品の永久固定として様々な場面でお使いいただけます。
適した製品を選択していただけます
適した製品を選べる
薄いフィルムや厚みのあるフォームなど、基材の種類が異なるバリエーションをご用意しました。用途や要件に適した製品をお選びいただけます。

製品ラインナップ

資料ダウンロード

tesa® flameXtinct(テサ・フレイムエクスティンクト)の特徴を詳しくご紹介。全4製品のラインナップもご覧いただけます。

燃焼試験の比較動画は、テサテープの公式YouTubeチャンネルからもご覧いただけます。

ファイルサイズ:570.6 KB(PDF)

tesa® flameXtinctご紹介資料

Webinar: tesa® flameXtinct series

難燃性粘着テープをご紹介するウェビナーを開催します。こちらはアジア各国のお客様を対象としたオンラインイベントのため、英語のご説明のみとなります。ご了承ください。

  • 日程:2022年9月15日(木)日本時間 15:00~16:00
  • 配信ツール:GoTo Webinar

※本イベントのお申込みは終了しました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。