耐油性にも優れたテープ HAF（熱接着・圧着フィルム)の特徴

tesa®のHAF(Heat Activated Film/熱接着・圧着フィルム)は、極限環境でも、優れた弾力性と耐油性・薬品耐性を持ち、非常に高い接着力を発揮します。
今回は、そんな耐油性にも優れたテープ HAF（熱接着・圧着フィルム)の特徴についてご紹介します。

［主な特徴］

・一般の粘着テープが不可能な使用条件かでも高い粘着力を発揮
・最大30 MPaの高接着強度が発揮可能
・室温では粘着性がありません
・熱圧着する事により強力な接合が可能となります
・幅広い被着体に適しています。異種材料や薄い・フレキシブルな材料にも応用可能です
・簡単に且つ染み出しなく貼り合わせが可能です
・事前に形状を切り出して使用する事が可能です
・使用工程が簡単・クリーン
・高い摩擦熱を耐えられます
・化学物質（油等）に高い耐性を持ちます
・低温でも高い振動耐性を持ちます
・高い負荷下でも長期安定性が良い

自動車産業のOEMメーカー様や部品供給メーカー様がパワートレインに新たなイノベーションをもたらすことができるように、tesa®の熱活性フィルム（HAF）シリーズは、極限環境でも優れた弾力性と耐油性・薬品耐性を持ち、非常に高い接着力を発揮するように設計され、テストされてきました。

従来、車の金属素材の代替は低負荷部分のパーツに限られていました。しかし、これらの新しい軽量素材を、高負荷で過酷な環境での使用のために組み入れる必要が出てきたために、製造にあたっては、信頼が高く、しっかりと安定した組み立てを実現できる構造接着の方法が求められるようになりました。
テサのHAFソリューションは、粘着層にニトリルゴムとフェノール樹脂で構成され、熱硬化型接着剤として機能します。
加熱により化学反応が生じ、確実に接着します。
活熱性フィルムHAFは、一度完全に硬化すると、繰り返し高熱に晒されても元の状態に戻ることはありません。

電子機器は小型化がますます進み、そのデザインの洗練度も一層高まっています。デザインの複雑化に伴い、被着面は狭まり、テープにはよる固定にも高い性能が求められるようになりました。HAF（熱接着・圧着フィルム)はそのような用途に適した製品で、被着体を選ばず、高い接着力や耐衝撃性、耐久性、耐環境性を有しており、構造用接着のあらゆるニーズに応える製品となっています。

［主な用途］
・FPCへの補強材の固定
・フレームの取り付け／格納容器の組み立て
・マグネシウムブラケットの取り付け

→耐油性にも優れたテープ HAF関連情報「形状を安定させる構造用接着」はこちら

→熱活性・圧着フィルムの製品一覧はこちら

私たちテサテープは、信頼性に優れた粘着テープによるソリューションと質の高いサービスで、様々な産業で活躍する企業の皆様をプロセスの最適化と製品改良を通じてサポートしています。
また、プロの職人の方々が効率よく質の高い仕事ができるように、 あるいは、一般の消費者の方々が、家庭、オフィス、趣味のDIYでより簡単にそして楽しく作業できるような製品をお届けしています。

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