水に強い特性を示す「耐水」や「防水」という言葉をよく耳にします。繊細な電子部品などを水の侵入から保護することを「防水」いい、粘着テープを被着面に隙間なく密着させて貼りつけることで、防水性をもたせることができます。
また、ホース等から漏水している部分を止めることは「止水」として区別します。どちらの目的でも、水に接触しても剥がれない特性をもつ粘着テープが必要になります。
ここでは、水の侵入を防ぐ「防水」を目的とした粘着テープを用途別にご紹介します。
テクノロジー
水に強い特性を示す「耐水」や「防水」という言葉をよく耳にします。繊細な電子部品などを水の侵入から保護することを「防水」いい、粘着テープを被着面に隙間なく密着させて貼りつけることで、防水性をもたせることができます。
また、ホース等から漏水している部分を止めることは「止水」として区別します。どちらの目的でも、水に接触しても剥がれない特性をもつ粘着テープが必要になります。
ここでは、水の侵入を防ぐ「防水」を目的とした粘着テープを用途別にご紹介します。
ものづくり業界の製造現場では、様々な部品の組み立てに両面粘着テープが使われています。鏡をフレームに固定する用途もそのひとつです。液体接着剤を使う場合は、均一に塗り広げる技術と完全に接着できるまで動かないように固定する(養生)の時間が必要ですが、素早く貼りつけられて染み出しのない粘着テープが活躍します。
[主な特徴]
→ 多用途に使えるフォームテープの紹介ページを見る
窓ガラスの装飾としても使われる中桟(なかざん)は、ガラスとアルミなどの異種材料(種類の異なる素材)を接着します。気温変化が大きい用途では、素材によって異なる熱膨張係数によって発生する応力(引っ張る力)を効率よく吸収することができる粘弾性に優れたアクリルフォーム(アクリルコア)の両面粘着テープが適しています。
[主な特徴]
→ 建材向けアクリルフォーム両面粘着テープの特集ページを見る
自動車の製造工程でも粘着テープが使われています。塗装工程時の排水などを目的として車体の至る所に大小様々な穴が開いています。部品を差し込むよりも、粘着テープでふさぐことで防水性を付与することができます。
[主な特徴]
→ 自動車業界専用のホールカバーテープ特集ページを見る
スマートフォンやスマートウォッチなど日常的に使用するスマートデバイスは、生活防水が当たり前になりました。薄型化や小型化が進むデバイスを水の侵入から守るため、薄くても防水性に優れた専用の両面粘着テープがあります。最近では防水性だけではなく、遮光性や耐衝撃性など様々な特性を併せもつ高機能な粘着テープが求められています。
[主な特徴]
→ エレクトロニクス業界専用の部品のアセンブリ ページを見る
タッチパネルやディスプレイの内部には、OCA(Optically Clear Adhesive:光学透明粘着剤)と呼ばれる特殊な製品が使われています。この中には、水蒸気などを防ぐバリアテープと呼ばれる特殊な製品があります。
[主な特徴]
→ エレクトロニクス業界専用のOCA(光学透明粘着剤)ページを見る
シリコーンゴム素材の自己融着テープ、tesa® 4600 エクストリーム。一般的な粘着テープとは違い、粘着剤は塗工されていません。伸ばして巻きつけると、テープ同士がくっつき強力に固まる(融着、固着)性質をもちます。ホースに穴が開いたときなど、一時的な補修に便利な製品です。
[主な特徴]
私たちテサテープは、ドイツに本社をおく粘着テープのブランド tesa®(テサ®)を展開しています。業務用の粘着テープ(法人向け製品)を中心に、一般消費者向け製品の卸売もおこなっています。詳しくは企業情報ページをご覧ください。