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サステナビリティ
EcoVadis社は、世界175カ国、200業種、100,000社以上の企業を対象に、「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」の4つの調査項目により企業のサステナビリティを評価しています。
当社はこのたび、4つの分野全てにおいて高い評価を受け、評価対象企業の上位5%に入る「ゴールド」評価を2024年に続き3年連続で獲得しました。今回の評価により、近年サプライヤーの選定基準として重要視されている「持続可能な企業」としての存在感を高めることができました。
また、気候変動、水資源、森林破壊などの環境課題に対する企業の取り組みを評価し情報開示を促進する国際的な非営利団体 CDP(Carbon Disclosure Project) による気候変動評価において、「A」評価 を2年連続で獲得しました。評価対象となる数万社のうち、上位約2%の企業がこの評価に含まれます。
CO₂削減と再生可能エネルギー導入の進展
当社は明確な数値目標を設定し環境負荷低減の取り組みを着実に進めています。2018年と比較して、Scope 1・2におけるCO₂排出量を39%削減しており、世界全体で使用する電力の90%を再生可能エネルギーに切り替えています。これらの取り組みは、当社が掲げる「2030年までに気候ニュートラルな生産を実現する」という長期目標に向けた重要なステップとなっています。
サステナビリティ評価を戦略の指針として
EcoVadisやCDPでの高評価は、これまでの成果を評価するだけでなく、当社の野心的なサステナビリティ目標に対する重要なベンチマークとしても機能しています。CDPによる気候保護評価でのA評価により、当社は評価対象となった企業のわずか2%に含まれる先進的な企業として位置づけられています。また、EcoVadisでのゴールドステータスの再獲得は、環境マネジメント、持続可能なサプライチェーン、労働環境、倫理面における優れた成果を確認するものです。
当社の技術担当取締役 Dr. Ingrid Sebald は次のように述べています。
「CDPでの最高評価AとEcoVadisゴールドメダルの受賞を大変うれしく思います。これらは、当社のさまざまなサステナビリティ分野での進捗を示すものです。CDPの評価は排出削減の成果を認めるものであり、EcoVadisのゴールドステータスはさらに持続可能なサプライチェーン、労働環境、倫理面での取り組みを評価するものです。両評価は、当社の包括的なサステナビリティ戦略が有効であることを示すとともに、法的要求を超える革新的なソリューションを継続的に開発し、tesaをサステナビリティの先駆者として進化させる動機となっています。」
気候ニュートラルに向けた具体的な進展と透明性
当社は、「we do」戦略の一環として2030年までの 気候ニュートラルな生産 を目指しています。2018年以降、Scope 1・2におけるCO₂排出量は 39%削減 され、使用する電力の 90%を再生可能エネルギー に切り替えています。同時に、EcoVadisによるサプライチェーン自己評価を通じて透明性を高め、原材料費の70%はすでに持続可能性が確認されたサプライヤーから調達されています。これらの独立した評価は、ステークホルダーの信頼を高めるとともに、サステナビリティの取り組みを継続的に改善するための貴重な示唆を提供しています。
今回の受賞を励みに、私たちテサは今後も未来のために、サステナビリティを中心とした技術革新を目指してまいります。