最近よく耳にする「サステナビリティ」や「SDGs」という言葉。一般的に「地球にやさしいこと」と思われがちですが、正確には少し違うことをご存じですか?

2022/07/01
最近よく耳にする「サステナビリティ」や「SDGs」という言葉。一般的に「地球にやさしいこと」と思われがちですが、正確には少し違うことをご存じですか?
SDGsの「S」はサステナブル(Sustainable)の頭文字で、継続することが可能な様子を指します。「D」は開発や成長、発展を意味するデベロップメント(Development)のこと。このことから、サステナブル・デベロップメントは「持続可能な開発」と翻訳されています。分かりやすくかみ砕くと、「ずっと成長を続けること」と意訳することもできます。そして、よりよい社会へと成長し続けるために達成すべきこと、目標(Goals)の頭文字をとり、SDGsという言葉になりました。
確かに、サステナビリティには地球環境の保全という大きな国際課題が含まれています。同時に、経済成長やみなが暮らしやすい社会へ変化することもサステナビリティに対する取り組みのひとつ。よりよい社会を目指す取り組みの総称のような言葉です。
サステナビリティは環境問題だけではなく、様々な側面をもっています。そのなかの1つを切りとってしまっては、本当の意味でサステナブルではないと考えます。
私たちテサグループが目指すのは、すべての側面から見て「サステナブル」であること。粘着テープを研究するテサだからこそできる革新的なソリューションを生み出し、よりよい社会を実現するための一助となることを目指します。
新たに公開したサステナビリティのページでは、私たちの想いや考え方、目指す方向性について詳しくご紹介しています。また、私たちが特に注力して取り組む分野ごとに、設定した具体的な数値目標も開示しています。私たちテサグループは、国際社会と共によりよい未来を目指します。
持続可能性の全体を視野に入れ、科学的根拠に基づいて行動します。
イノベーションを起こすことに焦点をおき、持続可能な発展を目指します。
透明性と一貫性を維持し、責任をもってサステナビリティを牽引します。
Our Attitude
粘着テープのメーカーであるテサが取り組むべきこと。大きく分けて5つの分野があります。
それぞれのページでは、具体的な数値目標などをご紹介しています。
これまで出荷品の梱包作業に使用していた石油由来のOPPテープを、バイオマス(植物)由来のフィルムテープに切り替えました。
グローバルに先駆け、2022年5月頃から日本独自の取り組みとして切り替えを実施しています。日本のお客様にお届けしている製品のパッケージには、この植物由来のフィルムテープ(tesa® 60400)が使われています。
従来のOPPテープからの切り替えにより、CO2排出量を削減する効果が期待されています。