テープがこれだけの進化を遂げた

ヒストリー

当社のサクセスストーリーは、自転車のチューブを修理するための粘着テープから始まりました。 120年以上経った今、テサの粘着テープは、風力タービンや高層ビルにも使われるようになっています。

著者 Stefanie Hoffmann
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テサのサクセスストーリーの第一歩 「Cito-Sportheftpflaster」

粘着性の強い絆創膏は、人間の肌への使用は適していませんが、自転車のチューブを修理するには完璧です。 素晴らしい発明でも、時として、コンセプトを見直して、適切な用途に利用しなければならないことがあります。 世界初の技術粘着テープが、「Cito-Sportheftpflaster」という名前で市場に発売されたのは1896年のことです。これがテサの成功のきっかけとなりました。 その品質の高さから、ドイツで有名な粘着テープ tesafilm® は、自宅やオフィスで使える万能製品として、1930年半ば、大成功を収めました。

ですが、テサが現在の名声を手にしたのは、こうした一般的な粘着フィルムのおかげだけではありません。ヒューゴ・キルヒベルク(Hugo Kirchberg)氏の貢献があるのです。 1934年を皮切りに、熱意溢れる営業マンのキルヒベルク氏は、tesa® 粘着テープの事業を体系的に拡大しました。 「the limitless possibilities of self-adhesive technology(粘着テープの限りない可能性)」という自身のビジョンを叶えるため、「Mr. tesa」とも呼ばれたキルヒベルク氏は、粘着テープの新たな使用法を、常に模索していました。これが功を奏したのです。 同氏が1974年に定年退職するまでの間に、600種類を超える粘着テープが、テサの製品シリーズに並ぶようになりました。 彼の優れたパイオニア精神は、今もなお、テサの至る所に感じ取ることができます。彼のおかげで、粘着テープ製品の数を、10倍に増やすことができたのです! 現在では、7,000種類以上の工業向け高性能粘着ソリューションを、テサでは提供しています。

1936年、tesafilm® 市場発売。
1936 – tesa® 粘着フィルム誕生

© Julian Hecker

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tesa EasySplice® を使えば、巻取印刷における紙の変更をスムーズに行うことができます。

ハイテク粘着ソリューション

各メーカーは、製品をより小型化、平面化、軽量化し、さらに効率および技術を向上できるように、努力しています。それに貢献するため、テサは、様々な産業部門のメーカーやサプライヤーに、特殊なハイテク粘着テープを供給しています。 粘着ソリューションは、新聞印刷やヘルスケア、風力タービン建設、自動車産業、エレクトロニクス産業等で使用されています。

未来のための研究

ドイツ、中国、米国の自社研究所に勤務する500名を超える研究者は、革新的なアイデアを活かして、新しい製品やシステムソリューションを開発したり、既存の製品を継続的に改良する研究を行っています。 製品シリーズは、常に増え続けています。 この豊富な製品バリエーションのおかげで、より多くの先進的産業のニーズに対応した、粘着ソリューションを提供することができるのです。 ブランド製品を保護するインテリジェント粘着ソリューションという製品も、存在します。

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赤外線顕微鏡を使用して、素材の非常に小さな粒子を確認します。

それ自体が証拠となる製品

2001年に創業された子会社、tesa scribos® は、最初の発明品であるデータストレージとしてのtesa® 製品からラベリング技術、デジタルツールまで、様々な製品レベルを提供するデジタル変革の先進的ソリューションプロバイダーへと成長しました。 国際的なブランドは、その結果、顧客とのインタラクション、偽造防止、価値ある市場データ等のメリットを、得ることができるようになりました。

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tesa® による成功

様々な分野のスポーツ関連者が、tesa® に厚い信頼を寄せています。 たとえば、棒高跳び選手は、ポールの表面を粗い布テープで巻いて、握りやすくします。 アイスホッケー選手は、ホッケースティックをテープで巻きます。 スケルトンスライダーでは、そりの下側とエッジ部分にテープを貼って、空力を高めます。 アイストラックでは、選手たちが急旋回する時、最大145 km/時ものトップスピードが出ることもあるので、裂け防止布テープを使って、耐久性を大きく高めます。 「プロ中のプロ」であるFormula 1のレースでは、メカニックたちにとって、tesa® テープは手放せない存在です。 ピットストップにて、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)選手のヘッドレストが、tesa® 4651で固定されているところが、TV に映し出されていました。

耐震試験で合格

非常に強力な粘着ソリューションは、住宅・建材業界にも用いられています。 tesa® ACXplus の高性能粘着テープは、建造物の外側のファサード部分を、しっかりと固定します。 特許製法で製造されるアクリル系の粘着テープは非常に優秀で、非常に過酷な天候条件にも耐えることができます。 チリ大学で行われた耐震試験のシミュレーションで、このことが証明されました。 20階の高さの建造物に、tesa® 粘着テープを使用して取り付けられたガラス製のファサードは、一枚たりとも破損していませんでした。

手首にハイテクを装着

血圧を測り、カロリー消費をカウントし、眠りのパターンを観察できる フィットネスウォッチやスマート眼鏡等のウェアラブルデバイスは、身体に直接身に着けられる小さなコンピュータです。tesaは、成長著しいウェアラブル市場のために、新世代の粘着テープを開発しました。 汗や香水、日焼け止め、石鹸などに強いテープも、これに含まれます。

「フィットネス用ウォッチには、最大49か所も粘着テープを貼る部位があります。 そのどれもが非常に小さく、精密さが求められます。まさに、テサが得意とするところです。」

ロバート・ゲレケ博士(Dr. Robert Gereke)

テサCEO

テープがこれだけの進化を遂げた
フィットネス用ウォッチには、最大49か所も、テサの粘着テープが精密に貼られている部位があります。