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水系化技術 (tesa® WBT)

サステナビリティ

持続可能な製品を生み出す革新的技術

水系化技術 (tesa® WBT)

水系化技術は、世界中のテサ工場で粘着テープの製造に使用されている無溶剤コーティング技術です。

その一つである水性アクリル系粘着剤は、溶剤系粘着剤と比較して持続可能性が高いため、粘着剤業界における代替ソリューションとして登場し人気を博しています。

担体として水を使用する水性アクリル系粘着剤は、揮発性有機化合物(VOC)の発生を低レベルに止めるだけでなく、取り扱いし易く安全性が高いという利点があります。

なぜ水性アクリル系粘着剤の持続可能性は高いのか?

  • アクリル系分散液は、固形分(水相に含まれるポリマーの量)が高いため、必要なエネルギーが少なくて済み、エネルギー効率の高い方法でコーティングおよび乾燥できます。
     
  • 水性アクリル系粘着剤は、可燃性液体を使用しない大型反応器での迅速な反応プロセスにより、高い安全性と効率性を特徴とするエマルション重合によって製造されます。
     
  • エマルションポリマーは特にVOCと臭気レベルが低く、低排出に関する最高の要件を満たしています。
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Collecting natural latex from rubber tree.

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