Printer Looking at Damaged Flexo Plate

フレキソ印刷向け印版を痛めてしまう理由

当社からのご提案、フレキソ印刷向け印版を痛めないことは簡単です

2020/01/28

フレキソ印刷向け印版の簡単な取り外し方法

樹脂製印版を取り外す際に、必要以上に力をかけて版を痛めてしまった経験はありませんか?皆さんが大変な思いをしますよね 。 作業者の方々は使用できなくなった版の除去作業に時間と労力を消費し、管理部門の方々は追加費用を調整しなければなりません。そして版は捨てなければならなくなり、地球環境に負荷をかけることになります。可能な限り版の損傷は避けなければならないということは皆さんも同意頂けることであると同時に、それはまさに私たちテサのミッションです。しかし、印版固定用テープでどのようにサポートをさせて頂けるでしょうか?

 

 

それは非常にクリアであり、すべての印版固定用テープがすべての印刷会社様に適合しているわけではありません。なぜならば、個々のお客様の設備、作業手順、そして印刷消耗剤などあらゆるものがテープの粘着剤に影響を及ぼしているからです。間違った組み合わせは印刷後に版を剥がしづらくなり、結果印刷資材も高コストになり、そして製造中に機械を停止する事態につながる可能性があります。

理想的には版固定用の粘着剤は印刷中に版をしっかりと固定しておき、印刷作業が終わったら簡単に取り外しできることが望ましいです。そのカギとなるのがお客様の個々の環境・条件に沿った正しいテープの選定です。テープの選定に加え、版やインキの種類などの印刷消耗剤だけではなく、版のクリーニング剤や清掃プロセスも非常に重要となります。

版の裏に有機溶剤が残っていると、多くの印版固定用テープで版が非常に剥がしにくくなります。なぜでしょうか?なぜならば、インキの中に含まれる化学物質が版とテープの結合作用に大きく働き、そしてその結合が強くなればなるほど簡単に版を剥がす作業が出来なくなるからです。そのため、このような残留物を徹底して清掃をする必要があり、また違う印版固定用テープを選定する必要があります。
版清掃のお話に移りますが、版自動清掃機は版の裏にインキの残留物が発見されることが分かっています。このインキ汚れ残留物が非常に薄い膜であっても、版を剥がす際に深刻なダメージをあたえます。ラボテストではインキ残留物の層が薄ければ薄いほど、版を剥がす作業がしづらくなるという研究データもあります。一見、完璧に清掃されたように見える版であっても、残留物が化学結合する特色があり、不運にも版を剥がす作業の際にダメージが発生するまで気づかないということがあります。

Flexo Printing Equipment
Flexo Printing Equipment
Person Looking at Flexo Plate
完璧に版が清掃されているように見えても、目に見えないニトロセルロースの残留物が版の剥がしにくさと版の損傷を引き起こします。正しい粘着テープの選定と清掃手順が重要な役割を果たします。
ステファン コスロフスキー氏

開発者

Flexo Plate Cleaning
Flexo Plate Cleaning

この悪影響を避けるためには、版自動清掃の工程を終えたあと、更に手作業で版の清掃を推奨します。版裏を綺麗な布と適切な溶剤で下方向に拭きます。しかし、この追加工程は多くの印刷会社様にとって実現が難しい場合があると思います。
そこで版側の粘着剤が耐溶剤性の特性をもつテープを使用することで、版を剥がす時に傷めずに剥がせることがより実践的な解決方法になると思います。

版清掃を手作業・自動どちらでされていても、私たちテサは最適なソリューションを提供いたします。tesa® Softprint assortmentはフレキソ印刷のお客様のどのような要求も満たす高品質の印版固定用テープを提供いたします。

例えば、, tesa• Softprint TPは版自動清掃機プロセス向けに役立つ理想的な製品です。インキ耐性のある粘着剤が版自動清掃機とインキ残留物によって引き起こされる版の剥がしづらさを防ぎます。これはtesa• Softprint TPは手作業で追加の清掃をする必要がないことも意味します。清掃にかける時間を少なくし生産のダウンタイムが減少、そして版の寿命時間を延ばすことができますので、結果多くのコスト削減につながります。

是非私たちの“Foam Advisor”ツールを使用し、 お客様に最適なtesa® Softprintシリーズの印版固定テープを見つけてみて下さい。またフレキソ印刷専門チームの担当へおつなぎしますので、下記お問い合わせ窓口へ是非コンタクトいただけますと幸いです。